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= まぶい分析学 Mabui Analysis =

「まぶい」とは琉球語で「たましい」という意味です。琉球語は古代大和語と深い関連があることが分っています。したがって、琉球語で語られる精神世界は、古代大和から連綿と続く日本人の精神世界を表し、いわば、日本人の心の源流であると考えられます。このような日本文化と西洋諸心理学を融合、体系化することが出来、これを「まぶい分析学」と呼んでいます。まぶい分析学の命名は、姫路獨協大・實川幹朗教授によります。記して感謝。 まぶい分析学と精神分析や分析心理などの他の心理学との違いは、分析と同時に治療法が提示されること、家族療法として主婦が修得すると家族成員に対しても効果を発揮することです。なお、http://matayan.ti-da.net/ にミラーサイトを準備しています。  
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2004年7月17日:初出し
2008年(平成20年)4月6日(日):旧ブログより移動
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明治の文明開化の頃には、世界の流れに遅れをとらじとして西洋の文化・文明を輸入する際に「和魂洋才」すなわち日本人が伝統的な精神を忘れずに西洋の文化を学び、巧みに両者を調和させること、が言われたようである。しかし現代はどうか…。人間に関する学問や主義・主張、例えば精神医学・心理学やフェミニズムといったものには、この「和魂洋才」の精神は全く活かされていないと言って良いのではないだろうか。

昨今の社会問題に対応するがごとく大学では心理学関係の学科が増加を見ている。しかし、教授されるのは、大部分が西洋の心理学の理論と実践である。人間の心を扱う心理学は文化の影響を受ける学問である。ここに「和魂洋才」の精神を活かさねばどうなるか? これでは、よく勉強する臨床家ほど、流暢な日本語をしゃべる外国人に見てもらっているような印象を患者は受けてしまうであろう。果たしてそれで良いのだろうか? 良いはずはあるまい。

僕は、四半世紀にわたって、このような疑問を持ちつつ和魂洋才の精神を活かすべく心理学と家族療法の研究を行ってきた。当初はかなり異端視されたものであったが、ここ数年前からは、事情が明らかに異なってきた。そのような機運を感じることができるようになってきたのだ。

今年の九月に日本人間性心理学会が埼玉県越谷市の文教大学で行われる。そこでは「精神分析の日本化とその意義」と題する自主企画シンポジウムが催されるまでに至ったのである。企画者・話題提供者を含めて、七人が北海道から沖縄、それにアメリカから参加することになった。何と喜ばしいことか。

翻って、沖縄の事情を考えてみよう。文化が表面的には本土とは異なることは誰しもが納得しよう。すると、ここには「琉魂和才」「琉魂洋才」の精神が適用されねばならないことがうなづけよう。古代大和語を残す沖縄語で語られる精神の世界を基本として物事を考えていくとき、それは日本人の心の源流に触れることでもあり、決して、一微小地域の問題ではなくなるのだ。

実は人間性心理学の提唱者であるアブラハム・マズローは、これまでの心理学とは異なり、健康人の心理を扱った最初の人である。彼の心理学の基本は「基本的欲求」という概念である。これは、それがなければ病気になる、それがあれば病気を防ぐ、それを取り戻せば病気が治る、といった性質を持つものである。この性質(定義)は、沖縄語で言うマブイと全く同じである。ここに、西洋心理学と日本(沖縄)文化との接点を見ることができる。結果、マズローの理論は「和魂洋才」「琉魂洋才」の精神が活かされ、臨床により大きく寄与することができるようになる。(マズロー心理学は、心理臨床を扱う方法論としては適切ではない。しかし、退行、越行、代理欲求、甘え論との組み合わせといったことにより、まぶい分析学として生まれ変わったといってよい)。
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Dr.MataYan
年齢:
70
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誕生日:
1947/08/09
職業:
日本文化の心理学と家族療法研究会主宰
自己紹介:
◎工学士(静岡大学、電気工学、昭和45年)
◎医学博士(東京大学、医用生体工学、昭和55年)
◎荻野恒一慶応大学客員教授に文化精神医学・精神分析を師事・共著:沖縄のシャーマニズム(祖先崇拝)に見る家族療法の機能、理想、628号。
◎臨床心理士(平成2年登録、なお、この肩書きを維持することへの疑問を感じたので、平成7年には再登録を停止した)

〒904-8799
沖縄郵便局私書箱第205号
日本文化の心理学と家族療法研究会
電話 090-1940-0525
電子メール postmasterに@を続けてその後にmatayan.comと書く

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