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= まぶい分析学 Mabui Analysis =

「まぶい」とは琉球語で「たましい」という意味です。琉球語は古代大和語と深い関連があることが分っています。したがって、琉球語で語られる精神世界は、古代大和から連綿と続く日本人の精神世界を表し、いわば、日本人の心の源流であると考えられます。このような日本文化と西洋諸心理学を融合、体系化することが出来、これを「まぶい分析学」と呼んでいます。まぶい分析学の命名は、姫路獨協大・實川幹朗教授によります。記して感謝。 まぶい分析学と精神分析や分析心理などの他の心理学との違いは、分析と同時に治療法が提示されること、家族療法として主婦が修得すると家族成員に対しても効果を発揮することです。なお、http://matayan.ti-da.net/ にミラーサイトを準備しています。  
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2004年7月19日:初出し
2008年(平成20年)4月7日(月):旧ブログより移動
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佐世保小六殺人事件は世間を驚かせた。この手の事件が起きると「事件を起こす前にサインが見られたはずだ」と暗に親や社会を非難する輩が出る。全くナンセンスである。これは「サルの後知恵」の類であり、サルに任せておくべきことなのだ。

人間は「甘える」ことで成長していく動物だ。「甘える」とは他者に依存することである。これを日常的なセンスで表現すれば、「自分でできないことではない が他者に頼むこと」とできる。人間関係の中では「甘えるな!自分でやれ!」と言いたくなるようなことが数多くあるものだ。種々の問題は、この「甘える」そ して「甘えさせる」ということがうまくいかないことから発生するのだ。

甘えたくても甘えられない状況におかれると人間には、すね、ひがみ、うらみ、ふてくされ、やけくそになる心意が発生する。種々の問題行動や心身症、神経症 には、これらの心意が隠れているものなのだ。 この「甘える」という行為には五種類がある。五種類の「甘え」は階層化されており、下位を充足させると次位 が「自然に」発現するという性質を有する(拡張マズロー論、Maslow―Matayoshi's Theory)。

ある段階の「甘え」が充足されないとき(例えば両親の不仲や不在など)、子供は、他者の行動を真似て甘えるようになる。自分よりも年齢が低い子の真似をす るときは「退行」と呼ばれる。逆に年齢の高い子や大人の行動を真似するとき、これを「越行」と定義する。「越行」は年齢にそぐわず大人びた行動を示す「良 い子」として周りの目には映る。

退行がひどい子は周りから問題児としての認識を受けることはたやすい。しかし越行がひどい子はそうではないので、周りは安心してしまう。ここに問題が発覚 しにくい点があるのだ。退行を越行も根は同じであり、子供は寂しさを我慢している状態なのだ。この我慢はいつまでもできるものではない。ここに周りの大人 が気付くべきことがある。キレてからでは遅いのだ。つまりサインを出してからでは遅いというべきなのだ。

少子化に伴い、子供は、大人の真似をせざるを得ない状況にあるといってよい。大人びた良い子ほど、特に親や周りの人たちが気をつけて見守るべき対象なのだ。現実には、周りの人達は安心して放っておくことが多く、これでは、子供にとってはますます悪循環になってしまうのだ。

子供を健全に育てるには、親や社会の愛情を健全に与える必要があると言える。しかし、親や周りの人にこの知識が学校教育で与えられていない現状においては、この点を何とかしない限り、事件はまた起こると考えてよい。

以上のことは、新報カルチャーセンターで行われている「人間関係と家庭経営の心理学」で検査法も含めて知ることができる。インターネットでも講座の受講は可能である。
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まぶい分析学の研究・支援・雑談などを目的としています。関心ある方はお気軽にご参加下さい。誰でも自由に参加、退会ができます。参加費は無料です。

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プロフィール

HN:
Dr.MataYan
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1947/08/09
職業:
日本文化の心理学と家族療法研究会主宰
自己紹介:
◎工学士(静岡大学、電気工学、昭和45年)
◎医学博士(東京大学、医用生体工学、昭和55年)
◎荻野恒一慶応大学客員教授に文化精神医学・精神分析を師事・共著:沖縄のシャーマニズム(祖先崇拝)に見る家族療法の機能、理想、628号。
◎臨床心理士(平成2年登録、なお、この肩書きを維持することへの疑問を感じたので、平成7年には再登録を停止した)

〒904-8799
沖縄郵便局私書箱第205号
日本文化の心理学と家族療法研究会
電話 090-1940-0525
電子メール postmasterに@を続けてその後にmatayan.comと書く

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