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= まぶい分析学 Mabui Analysis =

「まぶい」とは琉球語で「たましい」という意味です。琉球語は古代大和語と深い関連があることが分っています。したがって、琉球語で語られる精神世界は、古代大和から連綿と続く日本人の精神世界を表し、いわば、日本人の心の源流であると考えられます。このような日本文化と西洋諸心理学を融合、体系化することが出来、これを「まぶい分析学」と呼んでいます。まぶい分析学の命名は、姫路獨協大・實川幹朗教授によります。記して感謝。 まぶい分析学と精神分析や分析心理などの他の心理学との違いは、分析と同時に治療法が提示されること、家族療法として主婦が修得すると家族成員に対しても効果を発揮することです。なお、http://matayan.ti-da.net/ にミラーサイトを準備しています。  
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琉球新報朝刊に、次のような記事がありました。
この記事、問題が多いというか、間違ったことを仮定して、トートーメー問題に言及しています。
いつものように批判しておきます。

 

 本紙6月12日付け生活欄に中村照美弁護士の「女性をめぐる法律とくらし」と題する中でトートーメー問題が語られた。論旨に看過できない重大な誤りがあるので指摘しておきたい。

第 一に、女の子ばかり生まれた家族の悲哀を語っているが、女の子がトートーメーを継げないという話は一般的ではないので注意してほしいと思う。女の子ばかり の場合は、女の子が「預かり」として継ぐのが普通なのだ。また、宮古では、トートーメーは女でも気にせず継いでいるし継がせている。沖縄本島では、女の子 ばかりのところには、普段は付き合いのない親族の男が現れてこれをもっていき、時が経ち、財産を使い果たした頃に、継いだトートーメーは棄ててしまう、と いったことが 起こったりしている。

第二に、男の子を生めなくて離婚されて実家に戻った女性が墓に入れず墓の隅の仮墓に葬られるという話は、何かの間 違いではないか?少なくとも一般的ではないだろう。これは「幼死」の墓と思われる。また昔から、祖先崇拝の論理の中には、男女の産み分けの論理がある。医 学理論と合わせ実践すれば成功率はかなり高い。

第三に、祭祀承継する子には多めにするものの、他の子にも財産を相続させ、、、という話 は、財産に余裕のある家庭での話で、実際そうした例はいくつか僕も知っている。これは一般的ではない。小さな田畑を分けていくともはや役に立たなくなって しまうので、田分けをする人を戯け者(ばか者)と呼ぶという俗説がある。裕福な家庭の例を一般化してはならない。多くの場合は、少ない財産を長男が皆のた めに管理し、いざというときに、、、という目的である。長男が私物化するための継承ではないので、このあたりを誤解すると大変だ。
以上のような(間違った)例を挙げながら、氏は、トートーメーの男子長系主義が女性蔑視社会の原因であり、DV(家庭内暴力)全国ワーストになる原因ともなっていると決め付けている。トートーメーや男系男子継承が原因であるという証拠はあるのだろうか?

反 証(になるかどうか)をあげておこう。日本文化は、祖先祭祀を基本とする、女性優位/男系原理である。これは社会治安の高さに関連するものだ。最近の世相 には暗さを覚えるが、それでも世界的にみて、日本社会の治安のよさは定評があるところであろう。女性優位/男系原理社会(トートーメー継承法)の目標は、 子々孫々の繁栄と和合なのである。

トートーメーは男系男子継承を原則とするが、男系原理は、これだけを考えることはナンセンスなのだ。男系原理は女性優位とセットにして考えるべきものなのだ。女性優位/男系原理は、日本文化の基盤であり、トートーメー継承はもちろん、皇位継承もそうなのだ。

女性優位/男系原理は、当初は比嘉政夫氏(琉大教授・当時)により、1987年に凱風車より刊行された、女性優位と男系原理 沖縄の民俗社会構造 シマから見た日本文化論にて報告された概念だ。
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▼ DVと離婚率

前から疑問だったのですが、沖縄の離婚率は全国一、DVも全国一。
祖先崇拝は、これらを抑止する方向に働くはずなのに、日本一それらが生活に密着している沖縄がこういう状態にあるのはどうしてでしょうか?
2abee945a7 次郎 || 2008年 06月 27日 金曜日 || 編集
▽ Re:DVと離婚率
離婚率のほうは汚名返上したはずです(^^;今は大阪だったと思います(^0^)/

これは「甘え」の問題です。外国では「ほとんど甘えない」本土では「そこそこ甘える」、沖縄では「べったりと甘える」という人間関係は御存知ですか?
Dr.MataYan || 2008年 06月 27日 金曜日

▼ 無題

という事は、
1:沖縄にはべったり甘える文化があり、それが高いDVや離婚率に繋がっている。
2:祖先崇拝の方法論はそもそもそういう状態に対処する必要があり、発達・継承されてきた。

という認識という事ですか?
2abee945a7 次郎 || 2008年 06月 27日 金曜日 || 編集
▽ Re:無題
そうです。その辺の様子を示す人間関係は、
1)西洋・・・神は自らを助くるものを助く
2)日本・・・旅は道連れ世は情け、渡る世間に鬼は無し
3)沖縄・・・行き会えば皆兄弟(いちゃれー・むる・ちょーでー)
ですが、甘えの関係を良く表しているでしょ?
Dr.MataYan || 2008年 06月 27日 金曜日
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1947/08/09
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日本文化の心理学と家族療法研究会主宰
自己紹介:
◎工学士(静岡大学、電気工学、昭和45年)
◎医学博士(東京大学、医用生体工学、昭和55年)
◎荻野恒一慶応大学客員教授に文化精神医学・精神分析を師事・共著:沖縄のシャーマニズム(祖先崇拝)に見る家族療法の機能、理想、628号。
◎臨床心理士(平成2年登録、なお、この肩書きを維持することへの疑問を感じたので、平成7年には再登録を停止した)

〒904-8799
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