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= まぶい分析学 Mabui Analysis =

「まぶい」とは琉球語で「たましい」という意味です。琉球語は古代大和語と深い関連があることが分っています。したがって、琉球語で語られる精神世界は、古代大和から連綿と続く日本人の精神世界を表し、いわば、日本人の心の源流であると考えられます。このような日本文化と西洋諸心理学を融合、体系化することが出来、これを「まぶい分析学」と呼んでいます。まぶい分析学の命名は、姫路獨協大・實川幹朗教授によります。記して感謝。 まぶい分析学と精神分析や分析心理などの他の心理学との違いは、分析と同時に治療法が提示されること、家族療法として主婦が修得すると家族成員に対しても効果を発揮することです。なお、http://matayan.ti-da.net/ にミラーサイトを準備しています。  
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久々の更新でございます(^0^)/

以下のことは新聞やテレビで既に良く知られていると思います。フィリピン人(カルデロンさん夫妻)が日本に不法入国して生活し、子供が生まれ、その子が中学生になり、不法入国の発覚とともに問題が明るみに出ました。

このことが報じられると、カルデロン・のり子(中学生)さんが、日本語しか話せないのにフィリピンへの強制送還になるのはかわいそうという雰囲気が盛り上がっているように思います。確かに、かわいそうに感じてしまいます。入国管理事務所では、のり子さんの滞在は認めるとしても、両親は基本的には強制送還であるという立場をとっています。マスコミの論調では、親子三人で日本で暮らしていけるようなことへの同情を求めているかのようにも感じます。

しかし・・・これは、現在では、入国管理事務所がとっている立場に大賛成です。といいいますのは、親は不法入国という犯罪を犯して日本に滞在しているわけですから、子供ができたからといって、その犯罪が消えるわけではないでしょうし、子供がかわいそうだということだけで犯罪が帳消しになってしまうのは、とてもだめでしょう・・・

のり子さんは日本語だけしか話せない・・・これは本当でしょうか?親の母国語は、家庭内では使われているはずですから、フィリピン語(タガログ語)は話せると考えても良いのではないでしょうか。ましてや、子供がこうむる不条理は、これは完全に親の責任ですから、親子間で解決しなければなりません。

のり子さんは、親の因果が子に報い・・・を実体験されるわけですが、(不法入国で収容された親ではあるが)一緒に日本で暮らせるようにして欲しいと訴える気持ちは十分に理解できますけれども、これは無理というものでしょう。個人の人権問題として捉えることには賛成できません。
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▼ 無題

なぜ、子供だけ日本に残すんですかね?
両親は、自分たちも将来日本で暮らせると期待しているのでしょうか。
親子3人フィリピンで暮らしてください。それが一番いいと思います。
553c22d251 小泉 || 2009年 03月 14日 土曜日 || 編集
▽ Re:無題
御意見有り難うございます

>なぜ、子供だけ日本に残すんですかね?

それが気になるところです。でも、入国管理の人達は、そのことも承知した上で決定したのではない貴アナと勝手に想像していますが、実際はどうなんでしょうかね。

>両親は、自分たちも将来日本で暮らせると期待しているのでしょうか。

たぶんそのような意図があるのではと考えます。
つうか、それ以外に考えられない。
中学段階で海外へ行き、教育を受けるというのは、カルデロン一家だけではないですから(^^;

>親子3人フィリピンで暮らしてください。それが一番いいと思います。

本来はこれが正解であると思われます。
Dr.MataYan || 2009年 03月 14日 土曜日

▼ 無題

のり子さんだけを日本に残す(残すことによってまた親が来る?)ということは、親が子に甘えてるのですかね?
のり子さんは親と一緒にフィリピンに行かない(行けない?)ということは、子が親に甘えられない?
553c22d251 WBC || 2009年 03月 18日 水曜日 || 編集
▽ Re:無題
>のり子さんだけを日本に残す(残すことによってまた親が来る?)ということは、親が子に甘えてるのですかね?

あ、全くそのとおりです。

>のり子さんは親と一緒にフィリピンに行かない(行けない?)ということは、子が親に甘えられない?

ええ。いずれ彼女には問題が生じるでしょう・・・
Dr.MataYan || 2009年 03月 19日 木曜日

▼ ゆれる想い

かわいそうとも、罪は罪とも、なんとも言いがたいですね。
私としては、親のした事はやっぱりルールを破ったのだから罪になるし、それなりの償いをしなきゃ、これから親もそうだけど、子供も肩身が狭くなるように思います。
子供としては、今は「はぁ?!」という感じだと思いますが、将来があるのですから・・・
8de7d80ccb じゅんさん || 2009年 03月 19日 木曜日 || 編集
▽ Re:ゆれる想い
ええ、そうですよねえ・・・
それにしても新聞がそういった"ゆれる思い"といった"事実"を報道するのではなく、こうすべきだといった論調がとても気になりますねえ。まるで彼らが・・・(笑)
Dr.MataYan || 2009年 03月 19日 木曜日
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Dr.MataYan
年齢:
76
性別:
男性
誕生日:
1947/08/09
職業:
日本文化の心理学と家族療法研究会主宰
自己紹介:
◎工学士(静岡大学、電気工学、昭和45年)
◎医学博士(東京大学、医用生体工学、昭和55年)
◎荻野恒一慶応大学客員教授に文化精神医学・精神分析を師事・共著:沖縄のシャーマニズム(祖先崇拝)に見る家族療法の機能、理想、628号。
◎臨床心理士(平成2年登録、なお、この肩書きを維持することへの疑問を感じたので、平成7年には再登録を停止した)

〒904-8799
沖縄郵便局私書箱第205号
日本文化の心理学と家族療法研究会
電話 090-1940-0525
電子メール postmasterに@を続けてその後にmatayan.comと書く

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