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= まぶい分析学 Mabui Analysis =

「まぶい」とは琉球語で「たましい」という意味です。琉球語は古代大和語と深い関連があることが分っています。したがって、琉球語で語られる精神世界は、古代大和から連綿と続く日本人の精神世界を表し、いわば、日本人の心の源流であると考えられます。このような日本文化と西洋諸心理学を融合、体系化することが出来、これを「まぶい分析学」と呼んでいます。まぶい分析学の命名は、姫路獨協大・實川幹朗教授によります。記して感謝。 まぶい分析学と精神分析や分析心理などの他の心理学との違いは、分析と同時に治療法が提示されること、家族療法として主婦が修得すると家族成員に対しても効果を発揮することです。なお、http://matayan.ti-da.net/ にミラーサイトを準備しています。  
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2004年(平成16年)7月29日   初出し
2008年(平成20年)2月16日(土)旧ブログより加筆訂正転載
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 自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群、注意欠陥多動症、・・・、このように呼ばれる「病気」の一群には、共通した心理機制が、見られるのではないだろうか。それは「条件母性反射」が成立していないということである。 条件母性反射とは、まぶい分析学において定義される基本的な用語である。子育て・・・その本質は、子の心に生じる不快感を除去し快感に変える一連の作業、と言えよう・・・そこで、子育ての本質を「母」が毎日淡々と実践するとき、子の心には、不快感~「母」~快感、の三要素間に条件反射が成立すると考えられる。

これは、子が不快感を覚えれば「母」を求め、「母」が存在すれば快感を覚える、ということが起こるということだ。これが条件母性反射である。子の生後、半年前後が経過する頃には、条件母性反射が成立し、それが成立した証拠として人見知りが発生するようになる。これは、子が「母」を認識した証拠となるものだ。 ところが、子の生育環境によっては、この条件母性反射・・・人見知りが発生しないことがある。 例えば「母」の過保護がそうである。過保護とは、大辞泉によれば、 か‐ほご 〔クワ‐〕【過保護】 
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 [名・形動]子供などに必要以上の保護を与えること。また、そのようにされること。また、そのさま。

「―に育てられる」「―な親」 であるが、必要以上の保護というのが良く分からない(^^;。これを具体的にするならば、次のようにすることができる。すなわち、 過保護とは、要求が発生するのを事前に察知して答えること、となる。典型的ななのは、時間とおりに授乳・哺乳することであろう。あらゆる面でこういったことがあると、子は、要求する、すなわち甘えるという心意が発生しないのである。こうなると、無気力な子として観察されたりする。 大人であっても、例えば病気や老化で病院・施設に収容されると、ホスピタリズムと呼ばれるようなことが起こるのだ。

こうなると、種々の甘えの行動すなわち基本的欲求を充足させようとする行動が発生せず、発達障害として認識されるようになる。学習意欲や能力も甘えの行動のひとつであるから、学習障害としても観察されよう。 子育ての本質を実践する「母」が複数いる場合も問題である。誰にでもなつく、ということになるわけで、大家族・共働きが伝統であった沖縄では、よく見られた。誰にでもなつく反面、何かあると甘えの対象・・・心理的母親が確定していないので、ほろほろとあちこちを動き回ったりする。元気の良い扱いにくい子として認識されてきた。今では、注意欠陥多動症といった名前をつけられてしまうようである(^^;  

子育ての本質をちゃんと実践できなかった場合も条件母性反射は形成されない。例えば、子が泣いているのに、「母」が他のことで忙しくかまってやれず、泣き疲れてグタッとした頃に、「はいはい、どうしたの?ごめんね」となるようなことが続く場合である。 日常でもそうで、また、若夫婦が夜の営み(昼でもかまわんが)に熱心であるとき、「赤ちゃんは泣くのが仕事だから!」といった感じで、自分達の快楽を優先させてしまうことが多い場合もあった。 「母」子関係から発生する心の病は、以上の例ように、条件母性反射の形成不全に起因することも多いようだ。医者でなかなか解決しないとき、民俗医療に頼ると簡単に解決した事例が結構あるのは、このことを良く物語ると言えよう。
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▼ 条件母性反射と心の病

えっと、極端なコメントですが、では自閉症児に今後、条件母性反射が成り立つよう努力をすれば…改善の余地はありますか?
937988fbd6 ひよこぶた || 2008年 03月 12日 水曜日 || 編集

▼ Re:条件母性反射と心の病

極端でなく当然のコメントです(^^。
まぶい分析学の学習者で自閉症(と診断された)子をお持ちの方は、そのように努力されますし、民間伝承でも、自閉は、ウヤチナギ・クヮチナギの不足により、外の世界への関心が芽生えていないため、と解釈されており、そのように努力されています。ですから、理屈上は改善の余地はあることになるのですが、実際にはどうかというと、条件母性反射を成立させる努力が大変なので、途中で頓挫しているケースがほとんどです。この件については、旧掲示板 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/5284/1136803249/l50 にも議論がありますから参照してください。
937988fbd6 Dr. MataYan || 2008年 03月 12日 水曜日 || 編集
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1947/08/09
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日本文化の心理学と家族療法研究会主宰
自己紹介:
◎工学士(静岡大学、電気工学、昭和45年)
◎医学博士(東京大学、医用生体工学、昭和55年)
◎荻野恒一慶応大学客員教授に文化精神医学・精神分析を師事・共著:沖縄のシャーマニズム(祖先崇拝)に見る家族療法の機能、理想、628号。
◎臨床心理士(平成2年登録、なお、この肩書きを維持することへの疑問を感じたので、平成7年には再登録を停止した)

〒904-8799
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日本文化の心理学と家族療法研究会
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