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= まぶい分析学 Mabui Analysis =

「まぶい」とは琉球語で「たましい」という意味です。琉球語は古代大和語と深い関連があることが分っています。したがって、琉球語で語られる精神世界は、古代大和から連綿と続く日本人の精神世界を表し、いわば、日本人の心の源流であると考えられます。このような日本文化と西洋諸心理学を融合、体系化することが出来、これを「まぶい分析学」と呼んでいます。まぶい分析学の命名は、姫路獨協大・實川幹朗教授によります。記して感謝。 まぶい分析学と精神分析や分析心理などの他の心理学との違いは、分析と同時に治療法が提示されること、家族療法として主婦が修得すると家族成員に対しても効果を発揮することです。なお、http://matayan.ti-da.net/ にミラーサイトを準備しています。  
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2008年北京オリンピックの聖火リレーでは、中国の若者達の暴走リレーであったという感が否めないと思います。オリンピック開催を国威発揚の場とするのはかまわないのですけれども、しかし、履き違えてはみっともないといえるのではないでしょうか。

中国の若者達の行動は、中国当局は、多少の軌を逸しても、愛国無罪ということにしているらしいですね(^^; でも、恥を撒き散らし、国の品格なんぞが全く無いという事を世界に示したとも言えるのではないでしょうか。

この中国がいう愛国心には疑問を感じること大ですし、わが国の識者達も疑問を呈していますね。一例として、林道義元東京女子大教授も”愛国心ではなくジコチューだ”と断じているのです。
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世の中では、特に男女の中はややこしいもののようです(^^; 思いが簡単に伝わらないし、思い込みがひどくて困ることもあるし、やたらとストーキングさ れたりすることもあるし・・・。モテル人はうらやましいなあと思いつつ、しかし、本当に自分もそうなったら大変だろうなあ、と思います。

嫌なことになったとき、あるいはならないようにしようとするとき、・・・すべし、とかいう論があります。上からものを言う・・・というものです。特に宗教家の言うことや威張った人の言うことにはこれが多いと思うのはボクひとりではないと思いますがどうでしょうか?

北村邦夫氏の毎日.jpの記事には、続きがあります。ひとつにまとめようかとも思いましたが、読みやすさという点から、ここでも同じように分けてみました。

では、前回同様、宜しくお願いいたします。

韓国における性の現状、それに続いて北村邦夫氏の持論について述べましたが、北村氏の主張に違和感を覚えたついでに、彼の論を少し検討してみようかと思います。これは彼をいじめるとかそういうことではなく、こういう分野に興味のある方々にとって、今後の御参考になればとも思えますので、、、、。

例によって、北村氏の記事を引用し、随時コメントをつけていく形で行いたいともいます。

毎日.jp の記事中に、Dr.北村 只今診察中 第81話 セックス・出産・殺人 誰の責任?というのがありまし た。韓国の問題について述べたついでに、この記事についても考察してみましょう。北村氏の意見は本エッセイの末尾に参考のためにおいておきますけれども、 何か違和感を覚えるのです。

> 「自宅トイレで出産、女児の死体遺棄……横浜の16歳逮捕」と書かれた2005年8月5日付けの新聞記事が目に止まりました。要約すれば、16歳の少女が自宅トイレで出産したが、産声で家族に知られるのを恐れ、女児の口を手でふさいだというのです。

という事件に関してのコメントなんですね。

ネットサーフィンをしていると、京都府教育委員会認定のフリースクール知誠館というところのサイトがあり、その中に、「甘えの構造」と題するエッセイがあった。残念ながら、ご他聞に漏れず、「甘え」の解釈に間違いがあった。ここに簡単に記しておこう。

甘えについて・・・間違った解釈(1)に引き続き、今度は、次のサイトの「甘え」についての見解を検討してみよう。

土居健郎の『甘え理論』(Amae theory)と甘えの病理としての社会不安障害

というエッセイである。心理学関連の専門用語の解説を行っているブログのようだ。赤字が問題と思われる部分である

日本文化に基づいた心理学であるまぶい分析学は、当然のように、日本語に特徴的な単語”甘え”の概念に基づいている。この甘えの概念について、よく考えてみると、間違った解釈がいきわたっているのではないかと思う。大体、"甘え"の言葉を精神医学と関連させて追及・提唱した本家本元の土居健郎でさえ、どうもおかしい。

というのは、もう20年前後前であるが(分った時点で記入する(^^;)、東京は順天堂大学で行われた日本家族研究・家族療法学会年次大会の特別講演で、甘えとは(特に子が母に対しての)依存欲求であり、それは好ましいものではない、という内容であった。この時点から、土居の(甘えの)著作は面白い!と思いながらも現実を否定するようなことに非常に違和感を覚えたものだった。日本社会に見られる種々の甘えの行動を好ましくないというからには、日本社会の否定ではないか。

さて、土居健郎の著書"甘えの構造"はロングセラーであり、日本人、日本文化の理解には必須のキーワードということもあり、したがって、多くの人に読まれ ているので、考え方も一人歩きをしているものと考えてよい。そこで、ネットを検索して得られる"甘え"について、機会あるたびに色々と論評を加えてみた い。これはまぶい分析学における"甘え"をより深化させることを目的とするものだ。

2008年(平成20年)1月17日(木):初出し
2008年(平成20年)3月24日(月):旧ブログより加筆・訂正・転載
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父 性と母性については、日本文化的な視点からすれば、大雑把に言えば、ロゴスとエロスにあると考えられるが、この点を他者が論じていることと比較検討、もし くは他者の論を学術的に検討してみたい。以下は、精神科医・佐々木正美氏の論である。以下、佐々木氏の文は通常の左揃えの文章で、僕の文は中央揃えの赤茶色文字にして区別している。

http://mindsun.net/kyokai/sasaki/maternity.htm
母性と父性について考える  佐々木正美


2008年(平成20年)1月20日(日):初出し
2008年(平成20年3月24日(月):旧ブログより転載・加筆・訂正
初出しの稿は、なんだかピントが外れていたので赤面している(^^;
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従来の心理学者(西洋諸心理学理論に基づく)が主張する母性・父性と、まぶい分析学(日本文化に基づく心理学)が主張する母性・父性との決定的な違いは次のようである。前者では、『父性』を母性からの『切断』をするものと考え、後者では『父性』は母性の社会への『接続』と考える点である。朝日新聞に、染谷正弘氏による住宅に関する母性・父性の論理による解釈が掲載されている。これを例にとり、決定的な違いについて考えてみよう。

ブログ移転時に読み直してみると、決定的な違いについて述べるのではなく、
染谷氏の考え方が洋の東西の建築様式が従来の父性・母性原理社会の
反映であるというのに対し、いや、それは夫婦中心主義か家族(親子)中心主義
かの違いではないのか?ということだった(^^;



林道義のホームページというのがある。そこに「寸評」というコーナーがあり、色々な問題点の指摘を行っている。平成20年2月1日付の記事に、お懐かしや大日向雅美氏の母性神話論というのがあった。いわゆる母性神話を否定するサヨク論者と肯定するウヨク論者の考え方の違いを述べている。

僕自身は、どちら側にも組する気はない。なぜなら、心理学としては、どちらの論もつまらないからである。その辺を、林道義氏の記事を利用させていただいて、何がつまらないのか、そういう心理相談は、本来はこうでないのか、という点を明らかにし、まぶい分析学の特徴を浮き彫り(になるかどうか(^^;)にしてみたい。



身内に対してのみ暴力を振るう人がいる。家庭内暴力(ドメスティックバイオレンス)と呼ばれ、かつては、夫婦喧嘩は犬も食わない、とされ、警察も民事不介入といった状態であった。しかし、昨今では”法律”まで作られ、色々と問題を生じるようになった。家庭内暴力という問題が、そのことを基にして、社会にまで顔を出すようになってきたといってよい。

その法律は、フェミニズム活動家が主として作成し、しかも日本人にも適用可能かどうかの検討を経ることなく欧米のものを参考にしているようだ。そのためか、逆に、行きすぎがあった場合、家庭を破滅させる方法とまで考えられ、色々と問題になっている。

まぶい分析学の方法、つまり「甘え」という概念を利用する方法では、特に男性の甘えの対象となる女性がこの方法を習得すると、ほぼ間違いなく(女性の能力にも依存するが)当事者間で解決可能である。現在のDVの法律による解決法は、例えば、けんかする生徒がいるとき、弱いほうを保護する、というか、両者を「法律」と「警察力」で転校させてしまうような事である。人間性の進歩がない(^^;

もう書き込みを終えたと宣言されているブログであるが、あんまり意味のないブログ、というのがあった。その中に、マズローの理論に関する疑問を述べたエッセイがあった。その記事を下記に引用する。

(引用ここから)

息子から読み取るマズローの5段階欲求解説図の誤解

けっこうまじめに思うところがあるのだが、今日はその片鱗を息子の話を交えて。



次の文章は、中国で仕事をされている方のブログに見る御意見である。それによると、現地で中国人を見ていると、マズローの理論は当てはまらない、ということなのである。

下記に示した引用文からも知れるように、実際の人間では、欲求が段階的に順序良く充足されてから発現するというより、欲求の飛び越しが見られるというのである。この点は、僕の周りにも良く見られるし、僕自身もそのような精神構造になっているように思える。



ま ぶい分析学は、いわゆる”たましい”の持つ性質がマズローが提唱している”基本的欲求”の定義と同一のものである、ということに基づいて、日本文化と西洋 文化の橋渡しの一つを実現している。したがって、マズロー理論は、まぶい分析学にとっても重要である。そこで、ネット上に見られるマズロー関係の疑問を集 め、それに答えることを試みる。答えられないところ、すなわち、マズロー理論の欠点が見つかれば、それは理論を拡張することにつながり、新しい仕事とな る。


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プロフィール

HN:
Dr.MataYan
年齢:
76
性別:
男性
誕生日:
1947/08/09
職業:
日本文化の心理学と家族療法研究会主宰
自己紹介:
◎工学士(静岡大学、電気工学、昭和45年)
◎医学博士(東京大学、医用生体工学、昭和55年)
◎荻野恒一慶応大学客員教授に文化精神医学・精神分析を師事・共著:沖縄のシャーマニズム(祖先崇拝)に見る家族療法の機能、理想、628号。
◎臨床心理士(平成2年登録、なお、この肩書きを維持することへの疑問を感じたので、平成7年には再登録を停止した)

〒904-8799
沖縄郵便局私書箱第205号
日本文化の心理学と家族療法研究会
電話 090-1940-0525
電子メール postmasterに@を続けてその後にmatayan.comと書く

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