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= まぶい分析学 Mabui Analysis =

「まぶい」とは琉球語で「たましい」という意味です。琉球語は古代大和語と深い関連があることが分っています。したがって、琉球語で語られる精神世界は、古代大和から連綿と続く日本人の精神世界を表し、いわば、日本人の心の源流であると考えられます。このような日本文化と西洋諸心理学を融合、体系化することが出来、これを「まぶい分析学」と呼んでいます。まぶい分析学の命名は、姫路獨協大・實川幹朗教授によります。記して感謝。 まぶい分析学と精神分析や分析心理などの他の心理学との違いは、分析と同時に治療法が提示されること、家族療法として主婦が修得すると家族成員に対しても効果を発揮することです。なお、http://matayan.ti-da.net/ にミラーサイトを準備しています。  
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対 人関係においては適切な距離が必要です。物理的な距離にしたってそうですね?対話するとき、あまりくっつかれても息苦しいし、あまり離れられてもまたおかし いものだということは日常経験されます。これと同様に「心理的距離」というのも存在します。相手との相互の心理的距離を規定するものは何でしょうか。次のうちから正しいものを選びなさい。

(1)金遣い
(2)言葉遣い
(3)上目遣い
(4)貯金額
(5)身体の不潔度
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山嵐ジレンマについて、次の記述のうち、正しいものを選びなさい。

(1)この言葉を作ったのはシェークスピアである。
(2)山嵐のとげは、「甘え」と似たような働きがある。
(3)山嵐にはジレンマなんてない。人間が勝手に想像しているだけだ。
(4)山嵐は、ちょうど良い互いの距離を発見したので、寒い冬を乗り越えることが出来た、という話である。
(5)この言葉を作ったのはショーペンハウエルである。

祖先と先祖という語は、少なくともYahoo辞書・大辞林や大辞泉によれば、同じ意味である。祖先は、1 家系の初代、2 家系の先代以前の人々、3 一族のもと、であり、先祖は、1 家系の初代。祖先、2 その家系に属した過去の人々。祖先、である。そして、同辞書には、”祖先崇拝”という語は辞書に存在するが、”先祖崇拝”という語は存在しない。先祖と祖先について、正しいものを選べ。

(1)『祖』というのは、何かを始めた人、という意味があるから、仮にそれを”祖先”とするなら、『先祖』という場合は、『先代の祖先』ということになる。また、『祖先』の場合は、『祖先の先代』という意味になる。この二つは明らかに異なる。
(2)Yahoo辞書に書かれていることが正しい。
(3)辞書にはなくとも、祖先崇拝と先祖崇拝は同じである。
(4)先祖という語よりも祖先という語のほうが、より一般化されたというか、より客観的な印象を与える語だ。
(5)漢字の順序は違うが、意味は異なろうはずがない。

チヂウリの記述について、次の中から間違っているものを選べ。ただし、ひとつとは限らない。

(1)チヂとは、那覇市にある辻町(遊郭街)のことで、ウリとは”売る”ということだ。つまり、過去に実際にあった、貧困のために、自分の娘を辻に売ること、をいう。男の子を売る場合には、糸満売りと言った。
(2)チヂウリとは、家族療法の用語で言えば、多世代伝承のことである。
(3)チヂウリとは、遺伝趨勢のことである。
(4)先祖の祟りのことを、別の言い方として、チヂウリという。
(5)チヂウリは、人間の学習能力と関係したものだ。

日本文化(古代大和文化、アニミズム、シャマニズム)における「たましい」および「神」について、次の中から正しいものを選びなさい。

(1)たましいと神は、基本的には、同じ概念である。
(2)神とは、卑弥呼のようなシャーマンのことをいう。
(3)たましいとは、影響力のことである。
(4)神とは、絶大な影響力のことである。
(5)そんなものは迷信であり存在しない。


人間は甘える動物である。誰でも甘えたくても甘えられない状態におかれたときには不快な感情が生じるけれども、その生じる感情を五つ、次の中から選べ。

(1)拗ねと僻み
(2)安心感
(3)恨み
(4)庇護感(守られているという感じ)
(5)不貞腐れ、自棄糞

まぶい分析学には「祖先からの知らせ」という概念がある。「知らせ」は病気や怪我、運の悪さといった形で現れることが多いため、先祖の祟りと解されることもある。これについて、次の五つの中から、間違っているものを選べ(ひとつは限らない)。

(1)祖先からの知らせは、レオポルト・ソンディの衝動病理学では、祖先の要求という概念と同じである。
(2)子孫(子)に祟る、悪さをする祖先(親)なんているはずがない。これは明らかに迷信である。
(3)祖先からの知らせは、子孫に悪さをする、という形だけでなく、運の良さという形でも起こることがあるが、この場合は、自分の努力などのせいにしたりして、知らせとは考えないことが多い。
(4)自分に祖先からの知らせを送っている先祖を、(自分の)守護霊という。
(5)祖先からの知らせを送っている祖先には、それを送るように仕向けた祖先もいる。

”祖先からの知らせ”において、祖先は何を何のために子孫に知らせるのであろうか。次の中から正しいものを選べ。

(1)子孫が悪いことをすると恥ずかしいので罰を与える。
(2)すでに死んだ人が生きている人に何かを知らせるなんて事はありえない。
(3)”転ばぬ先の杖”として、子孫を守護することを目的として知らせる。
(4)祖先からの知らせを受け取ることができる人にしか知らせない。
(5)祖先は子々孫々の繁栄と和合を願って知らせる。

祖先からの知らせは、すべての子孫に同じように現れるというものではないようである。祖先からの知らせを受け取りやすい能力を持った子孫のことをなんと呼ぶか。

(1)サーダカウマリ(生まれながらにして感受性が特に鋭い者)
(2)ボーチラー(ぶっきらぼうな人)
(3)ノータリン(脳ミソが不足している人)
(4)ウヮーバグトゥサー(おせっかいを焼くのが好きな人)
(5)トートーメーキジャーサー(トートーメーを混乱させる人)

祖先が子孫に知らせを与えたとき、子孫は何をすることが良いのだろうか? 次の中から正しいものを選べ。

(1)何もする必要はない。それは迷信だから。
(2)なくなった祖先がおなかをすかせている証拠だから、食事やお茶、水、酒などをお供えする必要がある。
(3)生きているときにしたことで、今になって思えば良くないことをしたと後悔して苦しい思いをしていると考えられるので、これを何とかしてあげることが必要である。
(4)その祖先が祀られている仏壇や墓の前に集まることが良い。
(5)祖先からの知らせは、どちらかといえば悪いことが起こりやすいので、神職や僧侶に頼んで厄払いをすることが必要である。

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まぶい分析学の研究・支援・雑談などを目的としています。関心ある方はお気軽にご参加下さい。誰でも自由に参加、退会ができます。参加費は無料です。

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プロフィール

HN:
Dr.MataYan
年齢:
76
性別:
男性
誕生日:
1947/08/09
職業:
日本文化の心理学と家族療法研究会主宰
自己紹介:
◎工学士(静岡大学、電気工学、昭和45年)
◎医学博士(東京大学、医用生体工学、昭和55年)
◎荻野恒一慶応大学客員教授に文化精神医学・精神分析を師事・共著:沖縄のシャーマニズム(祖先崇拝)に見る家族療法の機能、理想、628号。
◎臨床心理士(平成2年登録、なお、この肩書きを維持することへの疑問を感じたので、平成7年には再登録を停止した)

〒904-8799
沖縄郵便局私書箱第205号
日本文化の心理学と家族療法研究会
電話 090-1940-0525
電子メール postmasterに@を続けてその後にmatayan.comと書く

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