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= まぶい分析学 Mabui Analysis =

「まぶい」とは琉球語で「たましい」という意味です。琉球語は古代大和語と深い関連があることが分っています。したがって、琉球語で語られる精神世界は、古代大和から連綿と続く日本人の精神世界を表し、いわば、日本人の心の源流であると考えられます。このような日本文化と西洋諸心理学を融合、体系化することが出来、これを「まぶい分析学」と呼んでいます。まぶい分析学の命名は、姫路獨協大・實川幹朗教授によります。記して感謝。 まぶい分析学と精神分析や分析心理などの他の心理学との違いは、分析と同時に治療法が提示されること、家族療法として主婦が修得すると家族成員に対しても効果を発揮することです。なお、http://matayan.ti-da.net/ にミラーサイトを準備しています。  
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2008年3月24日(月):旧ブログより移動
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心理学をやっていると、えっ?!ということが良く起こります(笑)。この、狼に育てられた子、アマラとカマラのお話もそうです。どうしましょう?(笑)でも、そういうことを書いていたサイトを、今後のため、引用、転記しておきます(^^;

2008年(平成20年)1月23日(水) 最後尾に、この問題の資料としてウィキペディアを追加した。
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http://www.chironoworks.com/ragnarok/psychology/log/eid26.html

1912年、キリスト教伝道師としてインドに着任したシング牧師は、妻と二人で私費で孤児院を開設し、ジャングルの村々に点在する孤児たちを引き取り養育を行った。1920年9月、シング牧師はミドナプールから数十キロ南西にあるゴダムリという村に到着した。そこでシング牧師は村人たちが"お化け"の噂話をしているのを耳にした。"お化け"は足が人間のようで、頭が幽霊のように恐ろしげだったと言う。
 

10月8日、シング牧師はお化けが出るという洞窟に望遠鏡を持ち監視を始めた。翌日の午後5時ごろ、シング牧師が息を凝らして見守っていると、穴から子連れの狼がぞろぞろと現れた。そして、狼の後ろからまさに"お化け"としか言いようの無いものが2体現れた。 それは、手・足・体は人間のようであったが、頭は黒いボールのようなもので肩と胸がすっぽりと覆われていた。目はギラギラと輝き4本足で走り、飛び跳ねた。しかし、よく見ると顔の輪郭は人間のそれと近く、じっくりと2体の"お化け"を観察したシング牧師は、間違いなく人間であると判断した。その子供たちは、一週間後、親狼を殺すだけで保護された。

翌年2月、シング牧師は二人の狼に育てられた子供たち――少女だった――を連れてミドナポールの孤児院に帰還した。彼は二人のことは妻以外には決して話さなかった。頭にもつれている黒い髪の毛を切り、シャワーで体の汚れを落すと彼女たちは見違えるように綺麗になった。年齢はシング牧師の見立てによると、姉の方が8歳ごろ。妹の方が1歳ごろだったという。姉は「カマラ」、妹は「アマラ」と名づけられた。

狼に育てられた少女たちの行動は、まさしく狼そのものだった。生肉や牛乳を好み、ニワトリの内臓を手を使わずに地面に置かれた皿から直接口をつけて食べた。夜行性で日の光に怯え、昼は二人で重なるように暗い場所で眠り、夜になると4本足で活発に走り回り、遠吠えをした。寒さや暑さに鈍感で、夏でも冬でも裸で動き回ることが出来た。

体も野生生活に適応するために変化しており、聴覚と嗅覚が非常に敏感で、顎の骨が発達し、牙がとがり、目はギラギラと輝き暗闇の中でも苦も無く行動できた。手足は長く伸び、足の指の間が開き4足歩行に有利なようになっていた。

孤児院に来てしばらくが経過したが、子供たちはおろか、親身に世話をするシング牧師にも懐こうとせず、日常生活や集団活動、その他の「人間的な行為」には一切の興味を見せることはなかった。喜びも悲しみも好奇心も認められなかったし、自尊心は到底存在するようには見えなかった。怒りの感情だけが、歯をむき出しにして爪でひっかきうなり声をあげることで確認がなされた。

一年たってアマラは腎臓炎で死亡。その8年後にカマラもまた、アマラの後を追い死亡。9年間の「人間的生活への復帰」の成果は、直立歩行が限界で最後まで2本足で走ることはできず、わずか40ばかりの単語を発声させることしかできなかった。

「人間は生まれながらに知性を持つか」というのは、昔から科学者の間でも長年議論されている重要な問題です。20世紀の始めごろにデンマークで世界中を騒がせた「利口な馬・ハンス事件」は、たとえ訓練を施したとしても、人間と同等の知性を動物が持つ可能性は極めて低いということを証明しました。それでは逆に人間を人間らしい環境におかなければ人間はどのように成長するのだろうかという問題の解答として挙げられたのが、最初に載せた「狼少女・カマラとアマラ」です。

通常、狼に育てられた子どもの話はただの創作や勘違いだったとされていましたが、この二人の少女の話は写真も残っていますし、証言者がキリスト教の牧師だということもあって真実とされ、長年語り継がれてきました。日本では昭和30年に、『狼に育てられた子』という題名で新教育教会出版から翻訳出版されました。教科書にすら掲載されています。教授が調べたところ、道徳や心理学の教科書に使われている他、言語学の教科書にも掲載されています。大学の授業にもされているようです。

教科書に載った理由は簡単で、子どもたちに教育の大切さを教えるためです。きちんと勉強しないと「教育がないと人間は人間になれない。狼少女のようになっちゃうよ」ということですね。しかし、近年になってこの「狼少女」も作り話であることが判明しました。

精神分析医のベッテルハイムは、この「狼少女」の行動が、自閉症児に同じように見られ、それ以外の行動もオオカミに育てられたと考えずとも説明がつくことを指摘しました。人類学者バーンは、実際にインドに行きゴダムリの村の存在を確かめようとしたけれど、この村は現在どころか過去にも存在しなかったということが判明しました。

この少女たちの話の真実性は、生物学的にも疑問があります。シング牧師の記している狼少女の特徴は、漫画的というか「もしも狼に育てられたらこんな感じになるだろう」というイメージを当てはめているので、非常におかしいことが分かります。

1:狼少女が木登りをしたり真夜中に遠吠えをするという話が出てくるが、狼は木に登らないし、真夜中に遠吠えしません。
2:狼の子どもは自分から乳房に近づきますが、人間は母親から乳房を寄せる必要があります。
3:狼は時速45km前後で走るが、人間は大人の限界で35kmしか走れない。子どもが狼についていけるはずがありません(しかも四足歩行で)。
4:シング牧師が記している「夜中に目がギラギラ光る」「犬歯が異常に伸びている」「汗をかかない」「夜の方がよく目が見える」という性質を人間が持つことは生物学的にありえません。
5:狼のミルクと人間の母乳は成分が違いすぎるため、人間の赤子は飲めません。

社会学者のウイリアム・F・オグバーンは、インドで狼に育てられたという「野生児」の調査を行ったところ、どれもただの捏造や勘違いだということが明らかになっています。例えば、4年半もの間オオカミと生活していた少年が両親のもとに戻ってきたという記事がインドの新聞に掲載されましたが、これをオグバーンが調査したところ、その少年がオオカミと一緒にいたところは誰も見ておらず、ただの行方不明だったということが判明しました。アマラとカマラの事件も同様に調べたところ、当時孤児院にいた人々は、風変わりな子どもがいたことは覚えていたけれど、特別に「オオカミ的」な行動を示したかを覚えている人は誰もいませんでした。

野生児の行動は、一見狼に育てられたかのように見えるので、それを「本当に」狼に育てられたと勘違いしてくる人が出てくるのは当然かもしれません。しかし、合理的に考えれば、これは捨てられた精神薄弱の子どもだったと考えた方が妥当です。こういった子どもたちは、「役に立たない」ので貧しい地方で捨てられることは悲しい現実としてありました。カマラとアマラもその中の一つだったのでしょう。

同問題をウィキペディアで見る
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Dr.MataYan
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男性
誕生日:
1947/08/09
職業:
日本文化の心理学と家族療法研究会主宰
自己紹介:
◎工学士(静岡大学、電気工学、昭和45年)
◎医学博士(東京大学、医用生体工学、昭和55年)
◎荻野恒一慶応大学客員教授に文化精神医学・精神分析を師事・共著:沖縄のシャーマニズム(祖先崇拝)に見る家族療法の機能、理想、628号。
◎臨床心理士(平成2年登録、なお、この肩書きを維持することへの疑問を感じたので、平成7年には再登録を停止した)

〒904-8799
沖縄郵便局私書箱第205号
日本文化の心理学と家族療法研究会
電話 090-1940-0525
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