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= まぶい分析学 Mabui Analysis =

「まぶい」とは琉球語で「たましい」という意味です。琉球語は古代大和語と深い関連があることが分っています。したがって、琉球語で語られる精神世界は、古代大和から連綿と続く日本人の精神世界を表し、いわば、日本人の心の源流であると考えられます。このような日本文化と西洋諸心理学を融合、体系化することが出来、これを「まぶい分析学」と呼んでいます。まぶい分析学の命名は、姫路獨協大・實川幹朗教授によります。記して感謝。 まぶい分析学と精神分析や分析心理などの他の心理学との違いは、分析と同時に治療法が提示されること、家族療法として主婦が修得すると家族成員に対しても効果を発揮することです。なお、http://matayan.ti-da.net/ にミラーサイトを準備しています。  
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2004年8月21日:初出し
2008年(平成20年)4月19日(土):旧ブログより移動
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昨日の石垣市宮良公民館での文化講演について、ここ石垣市のアビヤン・パナホテルにお迎えが来るまで一時間ほどあるのを利用して、印象などを書き込んでおきたい。

「公民館」といえば、現代では行政の管轄下にあり、市役所などの課長クラスが公民館館長となっているのが普通である。ところが、ここ宮良公民館は行政組織ではなく、字の自前の独立したものであった。まず、この点が非常に新鮮に感じてしまった。

ここ石垣市を訪れるのは三度目になる。訪れるたびに思うのだが、町並みが、僕が小さい頃の沖縄を思い出させてしまうのだ。この感覚は伊江島を訪れたときにも生じた。とはいっても、土地の人たちの会話を聞いても、全く理解できない(^^;。

文化偏縁説だったか? 柳田國男の説では、古い文化は周辺の地域に残るといったものがある(記憶が定かでないが)。ここでもまさにその通りで、沖縄本島で消えかかっているようなものが残っているようだ。例えば、次のようなものだ。

伝統文化としての「祖先崇拝」であるが、その原理は「自分は自分であって自分でない」ということを悟り、祖先崇拝の三つの心、(1)いばらない、(2)せめない、(3)努力を怠らない、ということを体現するというものである。

このような話を講演したのだが、事後の懇親会では、宮良地区には「憲章」なるものがあり、それが表現していることと精神が全く同じである、ということだった。残念ながら、その憲章を手に入れるには時間がないけれども、後てゆっくりと必要があればと思う。

要は、そのような精神が生きているということである。ここが面白い!

祖先崇拝なるものは、広辞苑にも示されている通り、宗教の原初形態であり、低級宗教であると認識されることが多いようだ。そのため、当地の学識者は、このことを殆ど研究していない。宗教者はといえば、自派の宗教の宣撫の為、祖先崇拝を批難するばかりである。

ところがどっこい、研究してみると、精神医学・心理学の治療論と同等以上の内容をもっていることが知れたのだ。宮良地区に残っているという心は、おそらく は何もしなければ、都市化と時代の波にもまれて、あるいは消えていくのかも知れない。しかし、その心の内容を明示的に表現しうるようになった今、そして有 用なものであると言う事がわかった今、ますます生き延びていくのではないだろうか。

そんな事に貢献しうるような研究ができた事を、そして当地で講演できた事を誇りに思ったりもする。関係者各位に深謝の意を表する。
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まぶい分析学の研究・支援・雑談などを目的としています。関心ある方はお気軽にご参加下さい。誰でも自由に参加、退会ができます。参加費は無料です。

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プロフィール

HN:
Dr.MataYan
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1947/08/09
職業:
日本文化の心理学と家族療法研究会主宰
自己紹介:
◎工学士(静岡大学、電気工学、昭和45年)
◎医学博士(東京大学、医用生体工学、昭和55年)
◎荻野恒一慶応大学客員教授に文化精神医学・精神分析を師事・共著:沖縄のシャーマニズム(祖先崇拝)に見る家族療法の機能、理想、628号。
◎臨床心理士(平成2年登録、なお、この肩書きを維持することへの疑問を感じたので、平成7年には再登録を停止した)

〒904-8799
沖縄郵便局私書箱第205号
日本文化の心理学と家族療法研究会
電話 090-1940-0525
電子メール postmasterに@を続けてその後にmatayan.comと書く

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