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= まぶい分析学 Mabui Analysis =

「まぶい」とは琉球語で「たましい」という意味です。琉球語は古代大和語と深い関連があることが分っています。したがって、琉球語で語られる精神世界は、古代大和から連綿と続く日本人の精神世界を表し、いわば、日本人の心の源流であると考えられます。このような日本文化と西洋諸心理学を融合、体系化することが出来、これを「まぶい分析学」と呼んでいます。まぶい分析学の命名は、姫路獨協大・實川幹朗教授によります。記して感謝。 まぶい分析学と精神分析や分析心理などの他の心理学との違いは、分析と同時に治療法が提示されること、家族療法として主婦が修得すると家族成員に対しても効果を発揮することです。なお、http://matayan.ti-da.net/ にミラーサイトを準備しています。  
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今日(2008年(平成20年)3月13日)のウェブ版産経新聞が報じるには、ギョーザ問題に関する日本人の懸念は一部のメディアが原因と決め付けたことが報道された。

中国食品安全 日本人の懸念は「メディアが原因」

2008.3.13 18:40

 中国国家品質監督検査検疫総局のトップ、李長江局長は13日、記者会見し、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件などで日本国民が中国の食品の安全性にを懸念していることについて、「主に一部メディアが客観的で公正に事実を報道しないからだ」と述べ、日本のメディアが原因との見解を表明した。

 李局長は、2004年から昨年までの対日食品輸出の「合格率」が100%近い点や日本の輸入冷凍食品に占める中国製の割合が50%である点などを指摘し、日本国民に対し「これまで消費してきた中国製品を振り返ってほしい。(日本の)一部メディアの報道は不正確だ。日本の消費(生活)に影響を与えないように」と述べた。(北京 野口東秀)

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2008年(平成20年)2月12日(火)初出し
2008年(平成20年)2月16日(土)追加 

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まぶい分析学講義第2巻・祖先からの知らせと御願まぶい分析学講義第1巻・霊(まぶい)とユタの世界に続き、平成20年2月20日に東洋企画印刷から刊行されることとなりました。

○ほんのちょっと早いですが(^^;、大手の本屋では、もう手に入れることが可能です。宜しくお願いいたします。読後感層などをコメント欄や掲示板に書き込んでいただければ幸甚です(^0^)
クリックすると元のサイズで表示します

2008年(平成20年)1月31日(木) 初出
2008年(平成20年)1月31日(木) 資料追加
2008年(平成20年)2月2日(土) 資料追加

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またかっ!という感じで、今回の毒餃子報道を受け止めてしまう自分に対して、なんだか変な感覚を覚えながら、・・・、これを書いている・・・。中国ではどのように報道されているのかというと、ウェブ上では、中国語が全く分らない僕は、人民網日文版を見てみた。それらしきものは見られない・・・(1月31日17:06現在)。20:00現在、記事があった。いずれにせよ、まずは、以下のサイトをなるたけ多くの人に周知することに協力したい。

中国製冷凍ギョーザの自主業者や販売製品

ひとりの死亡者も出ないことを祈る・・・
ところが、中国では、死者が出ていたそうだ。。。おそろしや。。。

毒ギョーザの農薬、中国では死者相次ぎ禁止

北京オリンピックは中止したほうが世のためかも(^^;
と思った(1月31日)が、信憑性はあるようだ。

殺人ギョーザ”で北京五輪重大危機…開催危ぶむ声も

2006年3月7日 初出し
2006年9月 日本心理臨床学会大会発表
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はじめに
アニミズム・シャマニズムに基づく祖先崇拝は、日本文化の基層をなすものと考えられる。祖先崇拝の論理は、大和古語ときわめて類似したもので語られるた め、日本古来の文化であると考えて良いと思われる。この文化は、男女平等・対等・同質を目指す西洋的価値観とは異なり、子々孫々の繁栄と和合を目指す女性 優位・男系原理と呼んで良い日本的価値観である。神経症、心身症などを発症し、そのために本人やその家族の悩み事・困り事となるとき、上記の日本古来の女 性優位・男系原理の文化が存在する沖縄では、祖先の位牌継承問題に関連することが多い。祖先の位牌継承問題は、いま全国的な話題になっている皇位継承問題 と同じ内容のもので、男系男子継承を原則とする。男系男子継承の原則を実践すると、神経症や心身症、ひいては統合失調症と診断されるような場合も治癒し、 特に後者はユタとして機能することがある。ここでは男女平等・対等・同質を目指す西洋的価値観に対置しうる子々孫々の繁栄と和合を目指す女性優位・男系原 理の日本的価値観の心理的側面の主な部分を記述しておきたい。

沖縄あるいは日本独特かどうかは別として、日本では、継承問題というものが存在する。何を継承するかというと、皇位やトートーメーである。皇位やトートーメーは、

(1)長男が継ぐ (2)女は継がない

を原則とするものである。これは、現代を闊歩している”男女平等”の考え方には拮抗する考え方である。したがって、”良くないこと”、”古いこと”と考えられ、退けられようとする場合が多く見られる。しかし、果たして、それは正しいだろうか?

2008年(平成20年)3月4日(火) 旧ブログより転載・加筆
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ダブルバインド(二重拘束)は、グレゴリー・ベイトソンが提唱した概念で、相矛盾するメッセージが同時に伝わることにより混乱してしまう現象を言う。これは、かつては、分裂病(統合失調症)の原因とも考えられた。

日本文化においては、このダブルバインドに相当する現象が「カカイムン」としてとして伝統的に認識されている。カカイムンとは「憑き物」とでも言えようか。カカイムンとは、沖縄語(古代大和語との関連が深い)で、「憑り者」という意味である。

2008年(平成20年)2月26日(火) 旧ブログより加筆・転載
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条件母性反射と心の病の続きを述べてみたい。このような「心の病」の場合は、その原因は分からない現状では、原因についてはなんとも致し方がない。

ところが、ひとつだけ、問題点というか、現場などを通して確認しうることがでてきた。以下にこれを述べるが、このことを詳細に研究するには、自分自身の年齢を考えると不可能であるので、次世代の研究者にゆだねたい。

2004年(平成16年)7月29日   初出し
2008年(平成20年)2月16日(土)旧ブログより加筆訂正転載
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 自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群、注意欠陥多動症、・・・、このように呼ばれる「病気」の一群には、共通した心理機制が、見られるのではないだろうか。それは「条件母性反射」が成立していないということである。 条件母性反射とは、まぶい分析学において定義される基本的な用語である。子育て・・・その本質は、子の心に生じる不快感を除去し快感に変える一連の作業、と言えよう・・・そこで、子育ての本質を「母」が毎日淡々と実践するとき、子の心には、不快感~「母」~快感、の三要素間に条件反射が成立すると考えられる。

中 国は天洋食品(中国国営企業)の毒餃子問題に興味をもって種々報道を見てきた。ここにいたって、先月末に中国側からの公式見解では、中国国内での毒物混入 はきわめて小さい、ということが示された。これまでは、主張には科学的根拠をといつものたまわっていたにもかかわらず、その科学的根拠は一切示されず、そ れどころか、日本警察まで非難する始末である(各ウェブ新聞の特集欄を見れば分る)。

あまりにも情けないと感じるのはボクひとりではないだろう。しかし、この様子は全世界も注目してみているはずであり、日中双方の主張を見れば、中国側がおかしいというのは一目瞭然であろう。

2008年(平成20年)2月18日(月) 初出し
2008年(平成20年)2月21日(木) 追加

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いや、下記を書いてから、まだ数日と経過しないのに、中国の幼稚さというかなんと言うか、まざまざと見せ付けられてしまい、あきれ果てている・・・

なにがって?

もう引用して示すこともめんどいくらいに、

(1)天洋食品だけでなく、他の会社でも毒混入問題
(2)天洋においても新種(われわれからすれば)の毒混入
(3)黄砂の気象データを、日、韓、注の三国で共同で分析氏ということを約束したにもかかわらず、軍事データに属するといってデータの共同利用を拒否
(4)米国の廃棄衛星ミサイル撃破について、そのデータを要求、自分達もやっておいてそれにはほほかむり・・・
(5)・・・・・・

礼節を重んじる国と思っていたけど、いつの間にか、全世界に恥と公害を撒き散らす国に変わっていたんだと思うと・・・

もうCHINA FREE!を 叫ぶことはしないが(笑)、地道に実行したくなった。しかし実行すると、貧乏学者のボクは、毎日をかなりな程度にまで質素に生きねばならない(^^;  し・か・し!!!それが本来の人間の生き方ではないかと思われてならなくなってきた・・・。もう飽食の時代は終わったのである。。。

中国食品に関する前稿で、中国の国家自体が「越行」の状態にあると述べた。個人の人格においては、越行状態というのは、不安を抱えながら大人びた行動を取 る状態であるから、そこには、不安が解消されない限り、大人びた状態を維持することにがむしゃらになってしまう、という特徴がある。そこには一種のストレ スが生まれ、我慢を強いられる状態になるので、我慢の限界が来るまでの問題でしかないわけだ。限界が来れば、個人の人格も崩壊するが、国家も同様である。

このところ中国の話題続きで申し訳ないけれども、本当に中国という国は、品格もあったものではなく、どうしようもない恥知らずな国家であるという、考えたくもないことが・・・。

Record Chinaによると、<黄砂>「発生源を中国に特定するのはおかしい」中国の専門家が反論―中国 3月5日11時35分配信 というタイトルの元で言われていることがもう・・・どうしようもないのだ。よくもまあ、国家として、その国の”専門家”として意見が出せるものだ。何でこ んなえげつない国が・・・

中国の天洋食品の毒餃子問題から、中国の嘘吐き体制に興味を持ってしまった。どうしてこのような二枚舌が平気で行えるのか?もはや中国は、礼節や道徳の国ではなくなってしまっている。

マズコミに見る中国のうそを、将来の資料とするため、ここにとっておきたい。

歳をとったせいなのか?(笑) よくどうやって学べばいいのか?という質問がある。先だってもそうだった(^^;

実際、日本文化の心理学と家族療法・まぶい分析学に関心を寄せてくれる人がいること自体、大変にうれしい・・・。しかし、現実には、まぶい分析学に関する 公の教育・研究機関は存在しない。提唱者である僕が私的に開催している学習会や事例検討会くらいのものだ。何人かは、米国の文化関連心理学の大学院に沖縄 県県費留学生として渡米し、推薦状をしたためたことがある。ところが、最近、聞いたことが無いような外国、主としてアメリカの大学で学ぼうと思う、という ことがあったりする。危険な場合があるので、諸賢の注意を喚起したい。

2008年(平成20年)3月12日(水) 旧ブログより加筆訂正転載
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赤ちゃんがブランケットにしがみついてしまい、洗濯しようにもできなくて困ってしまう母親がいる。また、ゲームにしがみついてしまい、それだけしかやらな い子もいる。あるいはお金にしがみついてしまい、ドケチ!といわれようとも、淡々とお金を溜め込んでいる人もいる。ひところ「企業戦士」と呼ばれた人たち も、仕事にしがみついた人たちである。

傍から見れば、何事も程々にすればいいのに!?と感じてしまうものであるが、当人からすれば、それはそれは大切なものであるようだ。例えば、赤ちゃんから ブランケットを取り上げると、大声をあげて泣いてしまう(^^。 しかし、親や教師は、勉強にしがみついている子を見ると、頼もしく思ってしまったりもす るようだ。

2004年7月31日 初出し
2008年3月12日(日) 旧ブログより転載・加筆

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マズローの階層欲求説に従って人間の心は発達すると考えるとき、現実の生活では、各基本的欲求の充足が難しい場合がある。例えば、生理的欲求や安全欲求が 充足されにくい状況にありながらも、承認欲求や自己実現欲求が現れることがあるが、これは、下位欲求が充足されると上位欲求へ移行する、というマズローの 考え方に反する現象である。すると、その後の人間の心の性質をマズローでは記述できない。ここに代理欲求、退行、越行の概念を導入すると、ダイナミックに 心の状態を表すことができるようになる(これは拡張マズロー理論extended Maslow's theory あるいはマズロー・又吉の理論 Maslow-Matayoshi's theoryと呼ばれる)。

基本的欲求あるいは基本的欲求に基づく甘えは、実生活においては、常に必ず充足されるものとは言い難い。例えば、夫婦仲が悪ければ、あるいは共稼ぎ夫婦でいつも帰宅が遅ければ、子の安全欲求は充足されないのが普通であろう。生理的欲求も充足されないこともある。例えば、「お母さん、一緒に寝ようよ!」という気持ちがあっても、夫婦喧嘩が多ければそうもいかないことも多かろう。また「お母さん、おなかがすいたよ!」といいたくても、母親の機嫌が悪ければ言い難くなってしまうものだ(甘えられなくなってしまうものだ)。

以上のような、ある基本的欲求が充足されないとき、まぶい分析学では、人は退行もしくは越行し、代理欲求に基づいて甘えるようになると考えるのである。

マズローは、人間の精神的成長を考え、それは次の五段階の発達過程をたどると考えた。

        (1)生理的欲求の充足
        (2)安全欲求の充足
        (3)所属・愛情欲求の充足
        (4)承認欲求の充足
        (5)自己実現欲求の充足

そして、下位の欲求の充足を見ると、次位の欲求が自然に発現する、という仮説をおいた。すると、まずは生理的欲求が充足され、そして安全欲求が充足され、・・・、というようにして、下位から次第に上位に向かって充足されていくとし、これを欲求が階層をなしているという意味で、欲求階層論と呼んでいる。

まぶい(たましい)はすなわち基本的欲求である。基本的欲求というものは。良く考えてみると、提唱者のマズローは言及していないけれども、自分自身では充足不可能であるといってよい。まさか!では生理的欲求すなわち食欲や排泄欲などは自分で充足できないか?という反論が来そうだ(笑)。それでも、乳幼児期にあっては、生理的欲求の充足は「母親」の存在が不可欠であることはいうまでもない。母親を介して充足されるというものなのだ。

さて、基本的欲求の充足には他者を必要とするというのが基本である。ここに「甘え」が関与することは容易に想像がつくだろう。「甘え」とは何か?土居健郎は依存欲求としたが、これでは分りづらいので、表現を変えてみよう。まぶい分析学においては、「甘え」を次のように定義する。すなわち、

【 甘え】の定義
自分でやればできるのに、(あえて)他者の手を煩わせようとする行為


(1)實川幹朗編著:心理療法とスピリチュアルな癒し春秋社、2007年10月。
上記書物の第二章 まぶい分析学の生成を参照

(2)又吉正治著:まぶい分析学講義第一巻、霊(まぶい)とユタの世界、東洋企画印刷、2008年1月。

(3)又吉正治著:まぶい分析学講義第二巻、祖先からの知らせと御願、東洋企画印刷、2008年2月。

(4)又吉正治著:正しい甘えが心を癒す、文芸社、1998年9月。
   絶版ではありますが、時々出回ることがあります。研究会まで御連絡下さい

(5)又吉正治著:これで良いのか?病める日本の心理学、ワールドリーダ、1996年。

参考用資料
(1)祖先祭祀用語事典(手作り)・・・¥8000
(2)家族療法としての祖先祭祀の基本儀礼(手作り)・・・¥3800
上記参考資料を御希望の方はは研究会まで御連絡下さい。

ブログのコメント欄を使っての議論、あるいはメーリングリスト(まぶい分析学の研究・支援・連絡用)での議論、困りごとや悩み事は、婦道クラブメーリングリスト(有料、¥1000/月)で他言無用の条件下で安心して相談できます。婦道クラブMLでは、毎月一回、Yahooメッセンジャを用いたオンライン会議も行っています。問い合わせは、POSTMASTER@MATAYAN.COM(使うときは半角の小文字に直してください)へどうぞ。

講演会のお知らせクリックしてください)


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まぶい分析学の研究・支援・雑談などを目的としています。関心ある方はお気軽にご参加下さい。誰でも自由に参加、退会ができます。参加費は無料です。

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プロフィール

HN:
Dr.MataYan
年齢:
76
性別:
男性
誕生日:
1947/08/09
職業:
日本文化の心理学と家族療法研究会主宰
自己紹介:
◎工学士(静岡大学、電気工学、昭和45年)
◎医学博士(東京大学、医用生体工学、昭和55年)
◎荻野恒一慶応大学客員教授に文化精神医学・精神分析を師事・共著:沖縄のシャーマニズム(祖先崇拝)に見る家族療法の機能、理想、628号。
◎臨床心理士(平成2年登録、なお、この肩書きを維持することへの疑問を感じたので、平成7年には再登録を停止した)

〒904-8799
沖縄郵便局私書箱第205号
日本文化の心理学と家族療法研究会
電話 090-1940-0525
電子メール postmasterに@を続けてその後にmatayan.comと書く

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