2007年(平成19年)6月11日:初出し
2008年(平成20年)3月26日(水):旧ブログより移動・加筆
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今日、NHKのラジオ放送にスイッチを入れたら、気になる歌が流れてきた。私のお墓の前には来ないで下さい、私はそこには眠っていません、・・・、といった歌詞であった。私は風になる、とも続いたように思う。歌手や歌のタイトルなどは、残念ながら、聴けずじまいであった。何のことは無いような内容だと思うのだが、しかし、この歌の内容は、心に訴えるものはあるものの、その内容は間違いであると思われるのだ。後になって、この歌は「千の風にのって」というタイトルの、クラシックの分野の歌手が歌うものが一般にヒットしたという特異なものであることを知った。
実は、もう10年ほど前にもあるであろうか、私は米軍・沖縄嘉手納基地内のメリーランド大学アジア校にて、数年間、祖先崇拝学(Ancestors Worship, ancestors と複数形になっていることに注意。通常は、単数形の Ancestor Worship である。Ancestors Worship というアメリカ人がいたら、それは私の教え子である)の教鞭をとったことがある。そこでユタ実習も行った。学生達全員をユタに見てもらいハンジ(判示)をとってもらうのだ。
学生の一人が、『僕は落ち着きが無いことが苦痛だ』とユタに相談を持ちかけた。どうも、かつて幼少時代には、いわゆるADHD(Attention Deficit Hyperactive Disorder、注意欠陥多動症)と診断されているようなのだ。
ユタはしばらく瞑想(いわゆるトランス状態に入る)した後にいわく、「あなたの祖先に散骨した人がいる・・・、それはあなたの父方のおじいちゃんのように見える・・・」と。学生びっくりしていわく、『はい、確かに父の父が父に自分の遺骨は海に散骨するようにと遺言したようです。そして父は実行したと聞いています』と。
ここには祖父の『散骨』と孫の『落ち着きのなさ』が、ユタの判示を介して、関連があることが示されているといえる。この関連は、心理学の知識で説明できるだろうか?
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