MUという方の試論が出てきた(^^; もちろん(笑)間違いがあるので(つうか間違いだらけ)、指摘しておきたい。トートーメー問題は、どうしてこう、個人的な意見だけが流通するのだろうか・・・。
(引用開始)
『夫婦別姓・私論2』のコメントにトートーメーの事が触れてましたので、
知らない方の為に、ちょっと説明をば。
『トートーメー』とは、辞書によれば『位牌』の事。
トートーメーを所有する人=家を所有する人、すなわち、家主又は主人。
その家に生まれた長男である事が多い。
もう間違っている。トートーメーは位牌というのはもういいとして(笑)
トートーメーを所有する人は家を所有する?そんな馬鹿な(笑)
家督制度は存在しないのに(^^;
では、何か問題かと言うと、相続方法にある。相続資格のあるのは、その家の長男に限る事にある。
そんなことは言われていない。もちろん継承順位は存在する。
次男・三男が直接継ぐのは出来ないが(分家するので)、
そんなこと無い(笑)。誰がそんなことを?長男が継げない時は、次・三男が
「預かり」として継承する。
次男・三男に2度目の男児(いわば次男ね)が生まれると、本家の養子として後を継ぐのがしきたりである。(あー、ややこし〜)
これは長男夫婦に子供がいないときですね(^^;
養子に出さねばならないときは、長男は向いておらず、次男が向いているのです。
又、娘には相続権がないと見なされる。つまり、実娘でも全員嫁に出し、父方親戚(たいていは甥or従兄弟)を養子に迎えるのだ。いずれにしても、『女』抜きである。
んなバカな!女も継げるのであるが、継ぐときには注意が必要であると
言うことが言われている。
もちろん、妻には相続出来ない。
夫の死後は、妻が祭祀するのが当たり前なのであるが・・・
現在、沖縄県内の婦人問題の重要な項目として、今でも取り組んでるそうだ。
間違った解釈をしているので、婦人問題ではない。
しかし、長い事続いたしきたりで、しかも財産も絡んでるので、そう簡単ではないようだ。
本質さえ知れれば、きわめて単純な問題なのだ。
知らないからややこしいだけ。
ちなみに、我が家は4代続いた本家であるので、長男嫁である母の苦労を見て育ったので、結婚に夢を持てない娘になってしまった私・・・。
あらら・・・それはそれは(^^;
長男である末っ子・弟が継ぐはずが、24歳の若さで突然死されてしまった。従来で言うと、父の弟の次男(従兄弟ね)が養子となるはずであったが、両親が抵抗感を示したので、そんな話は一度も話題に上る事はなかった。
たぶん、実娘が2名いるのに、なんで養子を取らなきゃあかんねんのだ?!というものだろうな。
娘も継げるんですよ、ただ継ぐ時に注意が必要というだけ。
何故、こんなにも『トートーメー問題』を複雑化にしてるかと言うと、その家に祭ってる位牌(祭事)だけでなく、
家(建物)、土地、続いては、その主が所有していた畑やアパートなどの資産もセットで受け継ぐのが習わしだからだ。
そう考えるのが間違いだ。
民法では、まず妻&子が最優先される。しかし、欲に駆られた一族の誰かに嗅ぎつければ、そんなことは通用しない。
本質はそこですね!欲に刈られた人が問題を起こすのです!
「我こそが跡取りだ!」とその家に居座って、遺族を追い出すなんてザラにあった。
そんなことをした人を結構知っていますが、祟りを受けて子孫断絶しています(笑)
(もちろん、今時そんな事はめったにないけどね)
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