著者からのメッセージ
皇位継承と沖縄のトートーメー継承は、近代日本に残存する忌わしきもの、と言われたりします。はたしてそうでしょうか？ もしそれが本当であるなら、私達日本人、そして沖縄人（内名～んチュ）は、馬鹿なこと、愚かなことを長い間続けてきた、救いがたい民族であることになります。
ところがそうではありませんでした。男系男子継承は、女性優位とあいまって、男女平等の上位概念を構成していたのです。女性優位・男系原理という日本文化のパラダイムは、その目的は「子々孫々の繁栄と和合」です。これは男女平等というパラダイムは、男と女の対等な協調が目的であるのとは大きな違いです。
女性優位・男系原理のパラダイムから、日本語に独特とされている「甘え」の概念をなくしてしまうと、男女平等のパラダイムになります。これは、前者は後者よりも時限がひとつ多いことを意味します。
男女平等を二次元とするなら、女性優位・男系原理のパラダイムは三次元のことであるのです。
多くの人に、日本文化の良さを知っていただければと思います（＾０＾）
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