身内に対してのみ暴力を振るう人がいる。家庭内暴力(ドメスティックバイオレンス)と呼ばれ、かつては、夫婦喧嘩は犬も食わない、とされ、警察も民事不介入といった状態であった。しかし、昨今では”法律”まで作られ、色々と問題を生じるようになった。家庭内暴力という問題が、そのことを基にして、社会にまで顔を出すようになってきたといってよい。
その法律は、フェミニズム活動家が主として作成し、しかも日本人にも適用可能かどうかの検討を経ることなく欧米のものを参考にしているようだ。そのためか、逆に、行きすぎがあった場合、家庭を破滅させる方法とまで考えられ、色々と問題になっている。
まぶい分析学の方法、つまり「甘え」という概念を利用する方法では、特に男性の甘えの対象となる女性がこの方法を習得すると、ほぼ間違いなく(女性の能力にも依存するが)当事者間で解決可能である。現在のDVの法律による解決法は、例えば、けんかする生徒がいるとき、弱いほうを保護する、というか、両者を「法律」と「警察力」で転校させてしまうような事である。人間性の進歩がない(^^;
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では、平川和子という人の講演会が公の場で税金を使用しての持たれることを阻止せよ!ということの運動があり、成果はあったようで、中止になったようだ。しかし、他の自治体ではまだまだ予定されているようだ。余談だが、講演料は9万5千円だったとか(^^; 公の予算としては破格だ(笑)
被害者をシェルターに保護・隔離し、暴力が起こらないようにするという方法は、夫婦が立ち直る確率はどのくらいなのだろうか?ほとんど無いのではなかろうか。保護・隔離しても、抱えている心理的問題の解決にはならないからである。しかし、だからといって、現状では、これに反対しても致し方ないというのが実情だ。では、そうすればいいの?ということに応えることができない。
だめだと思うようなことがあれば、それに反対することでつぶしてしまうということにエネルギーを費やすよりも、むしろ、それを参考にして、良いものを作り上げることが出来れば、相手は自然と寂れていくものである。イデオロギー闘争の虚しさを感じてならない。
それはともかくとして、暴力が全く関係の無い赤の他人にも及ぶようなものであれば、これは第三者が強制的に隔離・保護する方法しかないと思われるが、身内だけに起こる暴力の場合には、そういうやり方では、関係の破壊を増長するだけでしかないと言って良い。
身内間に起こる暴力の問題の根源は『甘え』の問題である。この『甘え』の問題に対処しうる力を得れば、実は、ほとんどの家庭内暴力は円満解決を見るのである。まぶい分析学に基づく家族療法では、成功率は、つまり夫婦が円満になる率は、95%以上である。しかも基本的にはシェルターなんぞは必要としないのである・・・
DV対策についてのあるブログに
DV対策
今日は県が主催するDVの講習会に参加してきました。講習会と言ってもただ聞いているだけではなくて、台本を使い実際に被害者役になって、被害者の疑似体験をするという珍しい事もしました。加害者側は相手が弱いとどんどん暴力がエスカレートしていき、かといって被害者側が反抗すると逆上してエスカレートする。つまり、DVと認められるまでになってしまったら、当事者間では修復はほぼ不可能ということらしいです。今日の新聞でも掲載されていましたが、もし被害者側になってしまったら、まずは周りに相談することです。逆に相談される立場にたったならば、内容は度外視してとにかく「あなたは悪くない」と慰めるのが鉄則ということです。もし、そのようなことがあったら参考にして下さい。
とあったが、この鉄則はピンと外れである。修復は多くの場合可能である。
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