【ひとこと!】赤字部分がある限りうまく行かないと思うが、どうだろう???それを現時点で解決するなら、国際的な視点に任せるしかないと思うが。なぜそれをせずに?問題は韓国の指導層では?
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【社説】成熟した韓日パートナー関係の道
韓国と日本が“過去の歴史”よりは“未来のビジョン”を重視する新時代を開いていくことで合意した。昨日終わった李明博大統領と福田康夫日本首相間の首脳 会談でのことだ。この一環で自由貿易協定(FTA)交渉の再開、エネルギー確保共助など各種懸案にも見解を同じくした。しかしこうしたことが順調に実現で きるかどうかについては懸念もある。
今回の会談で両首脳は仲が睦まじい様子を示した。盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領、小泉政権時代、首脳間の感情の溝まで深まり、毎 時対峙したことに比べれば隔世の感がある。両首脳が過去の政権と違う認識を持ったからだ。李大統領は“歴史の真実は直視するが過去に縛られない未来を作ろ う”と強調してきた。福田首相も韓国、中国とのつながりを力説し、靖国神社参拝に拒否感を示した。今回の会談が両国間についた垢を洗い流すきっかけになる ように願う。
カギは日本の指導層にある。盧前大統領も任期初期には“過去に足を引っ張られずに未来に進まなければならない”と言っていた。今の 李大統領のような立場を見せたのだ。しかし韓国駐在日本大使が独島(トクト、竹島)領有を主張し、両国関係は冷却しはじめた。“成熟したパートナー関係” など絢爛たる修辞にもかかわらず、両国関係を楽観することができない理由はここにある。
韓国と日本は民主主義と市場経済という理念を共有している。年間貿易規模が6百億ドルだ。韓流、日流などで相互訪問者数が年間 500万人に達する。互いに大変重要な国家であるのだ。それにもかかわらず“過去の沼”に落ちたままでは両国ともにいいことはない。日本は独島の領有、靖 国神社参拝などで韓国民を刺激する言行を慎まなければならない。その代わり、韓国と国際社会のパートナーになろうとする努力を傾けてほしい。韓国政府も対 日関係を国内政治に利用しようなどと思ってはいけない。何より今回できた“友好の種”を大切に育てていくための慧眼が、両国指導層に要求される。PR