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= まぶい分析学 Mabui Analysis =

「まぶい」とは琉球語で「たましい」という意味です。琉球語は古代大和語と深い関連があることが分っています。したがって、琉球語で語られる精神世界は、古代大和から連綿と続く日本人の精神世界を表し、いわば、日本人の心の源流であると考えられます。このような日本文化と西洋諸心理学を融合、体系化することが出来、これを「まぶい分析学」と呼んでいます。まぶい分析学の命名は、姫路獨協大・實川幹朗教授によります。記して感謝。 まぶい分析学と精神分析や分析心理などの他の心理学との違いは、分析と同時に治療法が提示されること、家族療法として主婦が修得すると家族成員に対しても効果を発揮することです。なお、http://matayan.ti-da.net/ にミラーサイトを準備しています。  
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本日(2008年3月18日)7:25AM頃のNHKラジオ第一放送で、DV(ドメスティック・バイオレンス、家庭内暴力)について、アナウンサーが某市民団体の某女史にインタビューを行うという形式で議論があった。要旨は次のようである。

(1)DVは犯罪である。病気という人もいるがそれは間違いだ。
(2)DVは男性の女性に対する支配欲が原因である。
(3)DVは妻もそれを犯罪とは認識できていないことが多く問題だ。
(4)DV加害者教育をグループ学習で行っているが、加害者も犯罪という意識を持つことが少ないようだ。
(5)社会もDVはなんでもないことと容認してしまっていることが間違いだ。意識改革が必要だ。
(6)・・・

といったことであった。もし放送をお聞きになった方がおられ、誤りや追加があれば、ぜひコメント欄や掲示板から御教示いただきたい。

まぶい分析学では、西洋の思考法をそのまま日本に持ち込んでしまうと、それ自体が犯罪行為になってしまう、という立場である。ある文化の中ではその文化の範疇での考察が第一義的に重要で、さもないと、極端に言えば、現在チベットで進行中の、中国による文化的虐殺と全く同じなのである。DV問題を考えている人達は、このことにぜひ気付いて欲しいと思う。

まず、DVの原因は、甘えの問題に起因することに気付くべきだ。「甘え」の概念は西欧にはないので、西欧の思考法を取り入れるときに問題が発生する。

甘えたくても甘えられないという状況におかれると、人には(男女の別なく)、その程度により、拗ね、僻み、恨み、不貞腐れ、自棄糞になる心意が発生する。そして、甘えたくても甘えられないけれども、どうしても甘えたい相手に対して、どうしてわかってくれないんだ!?という形で暴力に及んでしまうというのがDVの心理機制である。だから、DVの加害者は、相当の甘えん坊であり、相手を大変に愛しているということなのだ。好きだからこその現象なのである。紐が女に売春させようとして、いうことを聞かない女に暴力を加える、といったこととは事情が異なるので、区別が必要だ。これはまさに犯罪だ。

DVの原因が甘えの問題であることが分り、甘えに対処できるようになると、事態は信じられないほどに一転する。暴力の後に蜜月を迎えたりすることと全く同じだ。もちろん、意図的にそういうことを行う場合には問題外である。

甘えの心理の理解と対処はまぶい分析学の基本である。まぶい分析学を学んでDVに対処することが出来るが、その成功率は99%である。甘えの心理基づかない対処法では、結局は社得ルターの確保、そして最終的には離婚に至る、というのが普通であるようだ。それは情けない話であるし、そんな指導をすることは大問題なのである。しかし、このあたりは既に利権構造化されている感じがしてならない・・・。
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プロフィール

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Dr.MataYan
年齢:
77
性別:
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誕生日:
1947/08/09
職業:
日本文化の心理学と家族療法研究会主宰
自己紹介:
◎工学士(静岡大学、電気工学、昭和45年)
◎医学博士(東京大学、医用生体工学、昭和55年)
◎荻野恒一慶応大学客員教授に文化精神医学・精神分析を師事・共著:沖縄のシャーマニズム(祖先崇拝)に見る家族療法の機能、理想、628号。
◎臨床心理士(平成2年登録、なお、この肩書きを維持することへの疑問を感じたので、平成7年には再登録を停止した)

〒904-8799
沖縄郵便局私書箱第205号
日本文化の心理学と家族療法研究会
電話 090-1940-0525
電子メール postmasterに@を続けてその後にmatayan.comと書く

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