まぶい分析学には「祖先からの知らせ」という概念がある。「知らせ」は病気や怪我、運の悪さといった形で現れることが多いため、先祖の祟りと解されることもある。これについて、次の五つの中から、間違っているものを選べ(ひとつは限らない)。
(1)祖先からの知らせは、レオポルト・ソンディの衝動病理学では、祖先の要求という概念と同じである。
(2)子孫(子)に祟る、悪さをする祖先(親)なんているはずがない。これは明らかに迷信である。
(3)祖先からの知らせは、子孫に悪さをする、という形だけでなく、運の良さという形でも起こることがあるが、この場合は、自分の努力などのせいにしたりして、知らせとは考えないことが多い。
(4)自分に祖先からの知らせを送っている先祖を、(自分の)守護霊という。
(5)祖先からの知らせを送っている祖先には、それを送るように仕向けた祖先もいる。
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