6月2日付zakzakの記事に、タイトルのようなものがありました。これをみて、少し?悲しみの気持ちが出てきたボクはおかしいのでしょうか???
といいますのは、この記事のような社会には、次のような問題があるのです。
禁煙をしてもう一年以上にもなるボクには、以下のzakzakの記事は、問題の家庭への封じ込め、といった形になるのではと危惧してしまいます。といいますのは、青少年のタバコというのは、いうなれば、非行の前兆とでも言うか、拗ねた心、ひがんだ心を表す代表的な行為ではなかったでしょうか。(主として)親に甘えたくても甘えられない状態、つまり親子関係がうまくない面が出てきたとき、ひねくれる、ぐれる?といった感じの行為であると思うのです。あるいは、大人になったつもり、という面もありましょうか。
親子関係がうまくいかないとき、子供がタバコに走る例は、いやというほど見ています。このような状態の親子関係にあって、タスポを利用せねばタバコを買えない、未成年者にタバコを売らない、という状況を作りますと、どうなるでしょうか。青少年にとってのタバコは、闇商品化しますし、闇商品を買えない青少年は、親がタバコを吸うのであれば、それを盗む?(笑)か、この記事のように、親とガタガタしながらタスポをせしめてしまうことでしょう。
つまり、タバコの闇商品化と、未成年者の喫煙をもともと関係の悪い親子関係に問題を封じ込めてしまうものではないかということなのです。この記事は、母親までを「喫煙を容認した」という犯罪者(笑)になってしまっていることを示すのです(^^; 関係が悪いときには、最終的には、容認?してしまわざるを得ない結果になったりすることが多いのですが、こんな風になってしまうというのは、どんなものだろうかとも思うのです。
福岡県警南署は2日、たばこ自動販売機用の成人識別カード(タスポ)を塗装工見習いの次男(15)に貸し、喫煙を容認したとして、未成年者喫煙禁止法違反の疑いで福岡市南区の母親(41)を書類送検した。
南署によると、タスポを未成年者に使わせ、同法違反で摘発されるのは全国で初めてという。
調べでは、母親は5月12日、自己名義のタスポを次男に貸した疑い。次男はたばこを自販機で買い、自分で吸っていた。19日、南署員が次男を職務質問し、持っていたタスポについて追及すると、母親から借りたことを認めたという。
南署によると、母親は非喫煙者だが「顔写真付きの身分証明書になり、息子にも貸せる」と、4月下旬にタスポを作成していた。次男に貸す際は「(たばこを買う)金は持ってるのか」と尋ねるだけだったという。
ZAKZAK 2008/06/02