2008年1月12日(土) 統合のためHPより転載 母性(原理)と父性(原理) 日本文化の心理学による試案(平成13年12月15日現在、初稿掲載) 同日、コメントを追加した。なお、コメントは文字を小さくし、色を変えておいた。
2008年(平成20年)3月25日(火):旧ブログより移動
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1 はじめに
昨今の痛ましくも悲惨な事件の報道が連日行われる中で、「家庭のあり方」が深刻な問題になってきている。それを反映してか、林道義東京女子大学教授の「父 性の復権、中公新書」がベストセラーとなった。これを契機として、論客達が林氏の論に批判を加え、林氏もまたホーム・ページを開設し、これらの批判に応え ている{註1、註2}。これらを読み進んで行くに連れて、ここには、現代社会の問題が集約されている感を覚えるようになってきた。