2007年(平成19年)7月16日:初出し
2008年(平成20年)4月2日(水):旧ブログから移動
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祖先祭祀文化と精神分析の研究をしていると、少なからず根源的と思われる疑問が残るものがある。それは、世の中の現象を二項対立的に捉えようとしている基本観念が随所に見られるということだ。これは・・・正しいのだろうか?
タイトルに示したことも一例である。宗教などは特に、なにやら崇高なもの、崇高な存在を仮定し、修行や功徳を積んで始めてそのような状態になれるとしたりする。最近、こういうことに強い胡散臭さを感じてならない。すべては金儲けにつながっているだけのことなのではないか・・・